2008年5月22日木曜日

三島由紀夫のゆかりの外国

三島由紀夫は日本を代表する作家です。
私はそれほど読書をする方ではありませんが、
三島由紀夫の作品はかなり読みました。
三島由紀夫の文体とは日本語のある意味完成形だと思います。

三島由紀夫の作品をまず一番最後の作品から読み始めました。
題名を『豊饒の海』といいます。
豊饒の海はある人物の転生の物語です。
主人公が次々と生まれ変わっていくのですが、外見は違えど魂は同じものなんですね。
みんな次々と自分を自分たらしめる出来事に身を投げていく。
若さという生命が一番輝き、暴走し一気に駆け抜けようとする時代を最も
自分らしく生きることで死んでゆく。

そんな主人公が第三編ではタイの姫になる。

タイという国は三島由紀夫の世界観にかなり影響を与えたようで、
その後の世界は一変したといわれています。

タイという国は三島由紀夫の心に何を残したのでしょうか?
そんなタイへ一度行ってみたくなりました。

タイについて